三者三様

義弟のところに子供が出来た。
3人目である。
5日の朝に病院に行くと知らせて来た。
わが家のGWのビッグニュースである。

義父
何時子供の顔を見に行くか?思案である。
悩んだ末に「明日の朝、行ってくる」宣言。

私「新幹線の上りはピークだって言うよ。チケット取れるかな?」

夫・義父「ひとりだから大丈夫だろう」

私「そうかなぁ〜?」

義父「買いに行ってくる」

私「立って行こうと思ってはダメよ。普通車の指定が取れなかったら、グリーンでもいいから必ず指定が取れないと行ったらアカンよ」

かくして、義父は最後の1枚というグリーン車の座席指定のチケットをゲット。
翌朝、横浜へ向かった。

残された我々夫婦。

夫「君は出かけるんだろ?」

私「そうだねぇ〜。一緒に行く?」

夫「僕の事は気にしなくていいから、好きにして。ご飯も自分でするから」

夢のような話(^0_0^)
早速ウォーキングに出た。

大田神社の杜若」を見に出かけた。
大田神社上賀茂神社の近くにある。
一面のカキツバタ
花はまだ3分4分。
宮司さんのお話では「カキツバタは3つの花を順番に咲かせます。今は一番目の花が咲きだしたところです」
見ごろは今週末から20日くらいまでとか。
もう少したくさん咲いていれば気ままは起きなかったと思う。

そのまま引き返しがたく、境内を見学。
境内の木々の中に「大田の小径」と書かれた標識がある。
少し薄暗いけれど、踏み入ってみた。

こんな道。
木の根が道を作っている。
かなりの急な坂を上る。
頭上は小鳥のさえずりがこだまする。
時々梢が揺れる。
自然と一つになって道を歩く。
標識で見る限り800mほどの小径だったが、気分も爽快。歩みもすすんだ。
一番高いと思われる所からは京都市内が一望できた。
それを見ながら、もう少し歩こうと思いだした。

蹴上の浄水場
ここはツツジの名所で、GWの時期だけ一般に公開されている。
次はそこを目指した。


ここまで7.5キロ。
ツツジはまたも急な傾斜の地に咲いていた。
大勢の人に混ざってツツジ見物。

後は出来あいのお惣菜を買って帰宅。
お昼の心配なし。
夕食も出来あいで済ます。
心置きなくウォーキングの1日でした。

家にいた夫は、ソファでごろり。
本を読み、昼食にラーメンを啜り。
またまた、ゴロゴロ。
誰からの苦情もなく、心置きなくグウタラを楽しんだんだそうです。

義父は生まれたばかりの孫に破顔していたと察します。

三者三様の平和なGWでした。