旧西尾家住宅

旧西尾家住宅は仙洞御料庄屋を務めた西尾氏のお屋敷です。
今あるお屋敷は明治の時代に建て直されたものだそうですが贅沢な材をふんだんに使った立派なお屋敷でした。
茶の湯は切っても切り離せないものということで、5つのお茶室があるということでした。
武田五一が大正時代に離れを設計しています。
洋風と和風の離れがありました。
離れ以外にも廊下の改築や台所の改築も携わっていたそうです。
洋風なようで和風、近代的なようで伝統的、ワクワクしました。
1400坪のお屋敷の正面です。
母家の縁側を改築して窓にはカットガラスが入っています。光線の具合で美しい影が廊下に映ります。
洋風の離れのステンドグラスです。
洋風と和風の離れをつなぐ渡り廊下です。舟形の天井が素敵でした

和風の離れのお庭につながる玄関です。床は瓦です「塼」というのだそうです。丸窓の下の腰掛もいいでしょ。