旧中西邸

吹田市にある江戸時代、180年ほど前に建てられた大庄屋の家です。
面白いのは2年前まで子孫の人が暮らしていたということです。
古いものを大切に守りながら、現代の生活を取り入れてあります。
そこに暮らした人の家に対する愛情を感じさせるものでした。
外観は当時の趣を今に伝えています。
180年前にこのような広い家を持ち、代々庄屋としての務めを果たしながら当時の文化人たちとも交流をし、明治大正昭和の歴史を目撃してきたお屋敷です。
ボランティアの人のこの場所に対する誇りや愛着のあふれる解説つきでした。
これはHPから拝借した写真です。館長さんが四季折々の写真を写して見学者に披露してくださいます。。
1000坪を超す敷地の中のあずま屋へ向かう。
180年前に焼かれた瓦です。作った年と職人の名前が入っていました。











ボランティアの方のお話で覚えてきたことを一つ。
木偏に眉と書いて「まぐさ」と読みます。
入口の上に横に渡された梁のことです。
両端がきりっと上がった美しい梁でした。
ボランティアの方の説明ですが「家の眉ではないでしょうか?私たちの顔も眉で引き締まりますよね」
女性ならではの発想かもしれませんが、「まぐさ」覚えました。
本来「結界」ではないかということでした。
暖簾でないところが庄屋さんの家なのですね。