子どもの頃の遠足

小学生のころに過ごした町で今生活している。
色々なことに隔世の感がある。
記憶をたどって遠足で出かけた「椿の本陣」と訪ねた。
私の記憶は
「埃っぽい道」当時は舗装されていなかったと思う。
バラスが敷き詰められた簡易舗装だったかもしれない。
今ではきれいに整備されて、西国街道としてハイキングやサイクリングを楽しむ人がいた。

「椿の本陣」は西国街道 郡山宿本陣のことで大きな椿の木が庭にあったのでそう呼ばれたらしい。
子どもの私にその記憶はなかった。
40余年の時を経てまた同じところに立った。
でも建物の記憶はほとんどない。

ただ中に入ったときに古い駕篭があったことは覚えている。
ここは個人の所有なのだそうだ。
中に入るには前もっての予約が必要なそうだ。
デジカメで隙間からなかをちょっと失礼。
暗い土間のなかに駕篭らしきものが見える。
小学生の時の記憶もまんざらではなかった。

他に覚えていることは「赤穂の浅野内匠頭が泊った記録がある」ことぐらい。
説明にはここの沿革が書かれていた。
小学生の遠足にしては少々難しいのではなかったかと思わないでもないが、今また訪れるきっかけには良かった。

この日も夫婦で良く歩るいた。