節分

毎年実家の近くの壬生寺の節分に出かける。
ここの節分は「ほうらく」を家内安全を願って奉納する。
うちは毎年厄除けの姫だるまをもらってくる。
今年のだるまさんです。
毎年お顔の可愛いだるまさんを選ぶのが楽しみである。
壬生寺の門をくぐって、古いだるまさんを返して少し行くと朗々とした声が聞こえてきた。
声の主は山伏。問答の最中だった。
山伏の護摩祈祷が始まった。
最初は弓、四方へ弓が放たれた。
弓の次は剣
剣の次は矛
護摩がたかれる前に邪気を祓ったのだろうか。
管主さんの祈祷
壬生寺管主さんは唐招提寺の管長さんでもあるそうだ。
節分に集まっていたわがおばちゃん'Sアンドおじちゃん'S「あの人はな、背の低い顔の丸い子やった・・」幼馴染でしかないのだ。

さて私は翌日も節分のお参りに行ってきました。
友に誘われて初めて吉田神社の節分に行きました。
吉田神社は京大のそばにあります。
京都でも有名な神社ですが、私は初めてでした。
鳥居を抜けてお山を登ります。

お祓いを受ける人に授けられるお神楽。

いただいたのは「くちなし色の 疫神斎」のお札
後水尾天皇の御宸筆 悪病災難除の全国唯一の特殊なお札で節分の3日間だけ授与されるというお札
我が家の玄関の内側に収まり家内安全をお願いしています。

菓祖神社
ここはお菓子の神様。 
和菓子屋の娘の友には毎年お参りを欠かさないところだと聞かされた。
ここで少し塩気のある豆のお茶をいただいた。
突然降りだした雪に冷えた体にうれしいお茶でした。

山陰神社
ここは飲食の神様。

節分を祖母は年越しと読んでいました。
山陰社でいただいた年越しそば、おいしいおそばでした。

おそばをいただいた、テントの中。
下に置かれた炭火が暖かでした。

吉田神社の隣に竹中稲荷という小じんまりしたお稲荷さんがありました。
ここも友がいいところだから行こうと勧めてくれました。
お稲荷さんを登りつめた所から大文字山が正面に見えます。
手を合わす人が次々、大文字山も京都の人が祈りをささげるお山なのです。

京都ならではのお参りを経験しました。