長浜盆梅展

「明日は出かけるぞ!」
前日から夫の気合十分、こんな時は朝早くに出かけて少し遠出をする。
今回は長浜の盆梅展を見に行くことに。
JRの在来線で行くか、新幹線で行くか、京都駅いついた都合でGO。
京都駅、新快速9時23分着 9時25分発「ワイドビューしなの」に乗った。
車窓は旅行気分いっぱいの景色
以前は中主町と呼んだあたり今は野州市。

米原で乗り換え
今回も運よくSL北びわこ号の発車に遭遇

長浜到着 盆梅展会場は慶雲
明治天皇の行在所として豪商の浅見又造が建てたとある。
お庭には巨石といってもいいほど大きな石が据えてあった。
庭の木々は雪つりが施されていてこの地方の冬を思い起こさせる。

「不老」
樹齢400年 250cm 現役最長老
この梅を筆頭に長寿の梅が並ぶ。
樹齢100年では梅の木も若く感じるほど、日本一の盆梅展といわれるのも納得。
今年59回目の開催も長寿である。
盆梅を鑑賞後、長浜の町散策へ。
長浜駅
明治15年の建造 日本最古の駅舎
駅舎の前の道「ステンション通り」を挟んで慶雲館と旧長浜駅舎は建っている。
当時の人はステーションを訛って「ステンション」と呼び親しんだとあった。

船板塀
ステーション通りを北国街道に向かって歩くと船板塀の家並みが続く。
往時は駅前通りとしてにぎわったのだろう。

北国街道
北国街道は漠然としたコースしか思い浮かばないが木之本→長浜→彦根と続いている。
北陸から都へまた江戸へと続いていた街道のようだ。
街道の要衝として長浜は長く栄えた町だ。
勝家、長政、秀吉等多くの武将の名がある。
今は黒壁スクエアとして観光地になっている。
長浜盆梅パスポート、1000円で「盆梅展」「鉄道文化館」「フィギア博物館」「黒壁美術館」「曳山博物館」と観光して回った。

今回のお土産 ゴブラン焼き
ゴブランとは曳山の見返りのゴブラン織りに因んだ命名らしい。
中の餡は期間限定のイモと梅を購入。

親玉まんじゅう
天保年間から親しまれているという、薄皮酒まんじゅう。
「味の親玉なりと拝命した」とあった。
どちらもおいしいお饅頭でした。

九谷の杯
本物であるかどうかは大いに?
町中にいくつかある骨董屋さんでみつけた。
柄の可愛いのが気に入った、晩酌の友だ。
万歩計を忘れたお出かけでした。