但馬 和田山 竹田城跡

日本のマチュピチュという文字を見た時から行きたいと思っていた。
雲海の中に山城が現れる。
桜にうずもれるように石垣がある。
そんな写真に魅せられていた。

立雲峡からの竹田城
但馬吉野と呼ばれる桜の名所「立雲峡」残念ながら蕾は固かった。
向こうの山の頂上付近にあるのが竹田城跡。
1400年代の中ごろに築城されたと言う。

竹田城南二の丸付近
竹田城は駐車場から徒歩で800メートルほど登ることになる。
なだらかな坂道を登るか、急な階段を上がるか。我が一行は二分され双方の道を行く。
私は急な階段直線コースにチャレンジ。
最初に行きついた南千畳、南二の丸を見る。

本丸、天守に登る
ここもかなり急な階段を上がった。
天守跡から見まわすお城の広さに感激した。
標高353Mの所に南北400M東西100Mの城跡は圧巻だった。

花屋敷方面を見る
竹田城天守を中心に南千畳、花屋敷、北千畳と三方に広がっている。
大手門方面を見る
緩やかな坂を上ると大手門北千畳へ出る。
降りていく一団が我が一族である。

この石積みも穴太積みだときいた。
穴太衆は琵琶湖のそば、坂本に暮らし多くの石垣を築いた集団である。
自分の知っている事が重なると、訪れた先が身近に感じられる。
歴史は時代で繋がり、地域で繋がり、今へと続いていると感じた。