能勢電鉄・ぶらり旅

押入の段ボールを少しづつ片づけていて見つけた本があります。
10年ほど前に手に入れた「歴史街道」阪急沿線25選という本です。
「川西・池田・箕面」のページで川西市資料郷土館の写真をみました。
私好みの明治大正期の洋館です。二人で出かけてきました。
絹延橋(きぬのべばし)→滝山→鶯の森→鼓滝(つづみがたき)・・・
名前を聞くだけで楽しくなる駅が続きます、ぶらりと出かけるローカル線の旅気分です。
山下駅で降りて、地図をたよりに10数分郷土資料館です。
和風の建物は「平安邸(ひらやすてい)」
銅の精錬を業いとしていた平安家の建物だそうです。
夏拵えのされたお座敷。
10mの長さの一枚板の廊下は贅沢な設えです。
少し小高い所(平賀邸)から全景が見えました。
当時はもっと広かったのでしょう、蔵は4つもありました。
建物の裏手には精錬所跡がありました。

平賀邸(ひらがてい)同じ川西市内にあった、科学者平賀義美博士のお宅を移築したそうです。
イギリスの田園住宅の形式を整えているそうです。
洋館に続いて実験棟があったのですが、階段にある窓はひし形をしていました。
初めて見ましたけど、オシャレでした。
写真に撮るのは難しかった(^_^;)
お庭も移築前の写真と同じように復元されていました。
こんな贅沢な空間をもつことが許されたら、いいなとため息も・・


郷土資料館で道を尋ねて「一庫(ひとくら)ダム」を目指しました。「歩いていけないことはありませんけど」と言う言葉にちょっと怯んだのですが、ハイキングコースになっていて2キロほどの山を登りました。
ぶらりのおでかけはいつも行き当たりばったり。
突然「池田の商店街を歩こう」と、言い出したのは主人です。
商店街の中には「池田・落語みゅ〜じあむ」の幟がたくさんありました。
たどって行くとここに出ました。
中は落語の資料館、池田の出てくる落語のあることを知りました。
商店街の中で見つけた「かえるうり」
その姿にひかれてお買い上げ。
お味は子供の頃に食べた「まくわ」をキュウリに近づけた味かな?