墓参り&わんぱく編

お墓参りに出かけた。
私の両親と夫の家の墓。
両親の墓は寺にあるのでお参りも容易に行けるが夫の家の墓は草津の在所の墓地。
周りは田んぼという所にある。
草津の駅から初めてバスに乗った、1時間に1本のバスだった。
降りた時から、夫が本領発揮。
田んぼの中の道を「こっちに行けば本家の家かな。あそこが極楽寺(旦那寺である)」と前を歩く。
今までは何時も車で来ていたのでバス停からの道は初体験。

↑こんな中をテクテク歩いて
→田んぼの中に墓がある。
運悪く帰りのバスがなかったので、夫の子どもの頃の話を聞きながら駅まで歩いた。
40分くらいかな・・
草津と言えば本陣くらいしか見るところはないという夫に連れて行ってもらった。

「まんぽ」を抜けると東海道だったと思うんだけど・・
「まんぽ」とは??
通称でアーチ型の隧道のことらしい。
確かに「まんぽ」を抜けるとりっぱな道標。
草津宿東海道中山道の交わる交通の要衝だ。
東海道に面した草津の本陣。
現存する最も大きな本陣だそうだ。
http://cq.city.kusatsu.shiga.jp/midokoro/m_01.html
今も関札が掲げられている。「松平出羽の守宿」
本陣の中は写真撮影が禁止されていた。
入った時の感想は「広い!」の一言だった。
宿泊の記録には浅野内匠頭吉良上野介もあった。
和宮さんは2度の記録が残っていた。
脇本陣だったところ
ここもとても広そうだ、明治の初めのころまではここもその機能を果たしていたのだろう。

夫の思い出は鮮やかによみがえり「ここを真っすぐ行くと神社があって、そこの祭りに・・」
子どもの頃、母親の実家に遊んだ記憶が次々とでてくる。
今回は夫の思い出に付き合った。
ここは夫の母方の家のすぐそばのお寺の境内。
この庭で野球をしたそうだ。
「建物は変わっているけど、あの建物の窓ガラスにボールが当たったんや・・」
少年のころの夫がそこに見えるようだった。
本日の墓参りツアー 25906歩でした。