伊丹探訪

『鳴く虫と郷町(ごうまち)』という魅力的なちらしを手に入れた時から「伊丹へ行ってみたい」と思い、その思いを叶えて来ました。

耳を澄ませば、
ほら聞こえてくる、
虫の音の数々。

チラシに書かれていた言葉通り色々な虫がいたるところで鳴いていました。
伊丹の町を歩くのは初めてと言っていいほど。(行ったことはあるのだが何も覚えていない)
三つ折りのチラシの地図を頼りに街を散策。
三軒寺前広場
名前通りお寺が三軒隣り合わせに並んでいいて、その前は広い通りと広場。
街路樹の陰もやさしい。
「老松」酒造屋さんの湧水が飲める。
私も並んで小さなボトルに分けて貰いました。
お味は少し甘い感じのするお水でした。
「山は富士 酒は白雪」こんなコマーシャルを思い出させた白雪ブルワリービレッジ長寿蔵
中はレストランでした。
みやまえ文化の郷として整備されていた「旧岡田家住宅」隣には「旧石橋家住宅」
石橋住宅の中
縁側にお月見のしつらえがありました。

虫たちの声が聞こえてきいます
テープかしらと思うほどの大合唱。
係りの人が誇らしげに「テープではないんですよ」と言われる。
家の中のあちらこちらに置かれた虫たち。
鈴虫だけではなかった。「かねたたき」の声を聞いたときはちょっと感激!
岡田住宅の中
酒造りの為の甕。
伊丹は灘よりも早くから酒造りが行われた町だそうです。
http://hccweb1.bai.ne.jp/itamihall/zaidan/gotyou.html

お昼は「白雪ブルワリービレッジ」
酒造屋さんに来てなぜか地ビール
利き酒ならね効きビールのセット、左から2つめがお米からできたビール。
お味はアルコール分の低いせいかジュースのように飲みやすいビール。

猪名野神社で見つけた鳥居
伊丹も地震で大きな被害を受けたことを思い出した。
これほど大きな鳥居が無残にも横たえられていた。
これは伊丹のお土産
「クラシック白雪」EXSP’70のタイムカプセルのなかで三〇年生きてきた麹菌をつかって仕込んだお酒。
生命の力・時間の神秘をお楽しみくださいとある。

大合唱の鈴虫。近々我が家に里子としてやって来る。
「鈴虫里親プロジェクト」に応募した。
そんな企画もある伊丹でした。