なんとしても会いたくて

このポスターを見た時からどうしてもこの展覧会に行きたかった。
兵庫県立歴史博物館、姫路にある。
電車に乗っている時間だけでも1時間半かかる。
思い切って行ってきた。

神姫バスのインフォーメーション
阪急に乗った。
途中からは高速神戸山陽電鉄と相互乗り入れの私鉄を3社乗り継ぐことになる。
それでも通る改札は1度だけ、便利だ。
インフォーメーションでバス乗り場を尋ねる。

「観光バスに乗ってください」
城周辺観光ループバス 1回乗車100円
レトロなバスが3月から平日は30分ごとに走っていた。

兵庫県立歴史博物館
「ミニチュアの世界 小林礫斎と手のひらの宇宙」
お雛様のお道具がルーツといってもいいのだろう。
日本人の美意識の最たるものだと思う。
1センチ足らずの象牙の箪笥、5つの引き出しはちゃんと引き出すことができる。
5ミリ足らずの巾着、2ミリ足らずのこはぜ、最大5ミリの独楽(最小は2ミリを切っているのでは)
http://www.jti.co.jp/Culture/museum/gallery/mini/index.html
800点近い展示であった。一つ一つ天眼鏡(貸し出しがあった)片手に見て回った。
百人一首もあった。
数センチの本にはっきりと読み取ることのできた歌は「しのぶれど色にでにけり我が恋は」

好古園
折角来た姫路、お城を見る時間はないがせめて1カ所位はのぞいてみたい。
姫路城西御屋敷跡庭園、発掘された屋敷跡や通路跡を生かして最近作られたものらしい。
9つの違う趣のお庭がしつらえてあった。
長屋門のある通り
新しいものではあるが木々のうえには天主がみえる。
築城400年の歴史が趣を深めている。
姫路城
たまたま今宵NHKで姫路城の番組があった。
次はお城を目当てに行ってみたい。