東京美術館巡り

久々の東京お上りさん。
今回は新幹線で東京駅まで。

お目当ては修復が済んだ東京駅。
辰野金吾が造った東京駅
横に長いので、写真にはおさまりません。

北口のドーム
高くてはっきりは見えませんでしたが、十二支をデザインしたレリーフも見ることが出来ました。

丸ビルでランチ
仕事のあった娘との待ち合わせは東京駅の見れるレストラン。
窓際を希望するのはお上りさん。オフィス街のサラリーマンは中ほどの席でサラ飯でした。


初日に訪れたのは青山にある根津美術館
萩美術館浦上コレクッションの「焼き物が好き・浮世絵も好き」
焼き物はどれもその姿かたちが美しく、コレクターのセンスが光っていました。
浮世絵は根津美術館では初めての展示だと聞いた。これも逸品と言われる作品が並んでいました。
2時過ぎに入館したのに、閉館のアナウンスに後ろ髪引かれながらの退館でした。


二日目 午前中は「寅さん」
柴又に行きました。
きっと私一人だったら行くことはなかったと思います。

娘が「チョットいい感じの街並みだよ」とアドバイスしてくれました。確かに、東京の下町って感じはイメージどおりです。

柴又帝釈天

帝釈天の中にはこんなに素晴らしい彫刻が!

お庭も風情があります。

午後からは両国、東京大江戸博物館へ。
国技館の隣に建つ大きな博物館。
まずは開館20周年記念「ファインバーグ・コレクション展 江戸絵画の奇跡」
狩野派・土佐派・北斎蕭白若冲などの名だたる作品、どれも肉筆。圧巻でした。
その上、常設展示も見て回りました。
こちらの方は体験できる展示も多く、江戸から明治大正昭和、近代史の世界です。
こんなこともしてみました。
この自転車、乗る時も降りる時もどうしていたのか不思議です。
他にも、火消の纏いを持ってみたり、大名籠に乗ってみたり、天秤も担ぎました。
25分の1 明治の銀座です。
真中の小屋は交番です、そして今も銀座の交差点にこの交番はあるそうです。
精密な模型に脱帽、見ていて飽きることがありませんでした。


3日目
東京国立新美術館貴婦人と一角獣展」
フランスのクリュニー中世美術館から日本に来ています。
大阪にも来るそうですが一足早く見てきました。
織物でこれほどまでに豊かな表現が出来るのです、ただただため息でした。

そしてこの日の午後は45年ぶりの再会が待っていました。
幼稚園の頃から仲良しだった幼馴染と18の時以来のランチです。
お互いに良い家庭を築いていたこと分かってが嬉しかったです。

(手を振って地下鉄に乗る私を見送ってくれた彼は、お手手つないで幼稚園♪ あの時の彼でした)




4日目
さすがに連日の展覧会で疲れました。
最後は鳩山会館、神楽坂、築地本願寺。ぼんやりブラブラ、散策して帰路に着きました。