7月の話 つづき

仕事で東京に帰った婿殿。
残った娘とふらふら、ブラブラ。
夕食の片付けもみんな済ませてから二人で夜の街へ。

わが家から最も近い太子山
先月東京で見た「貴婦人と一角獣」の図案がこの山の水引に使われているという説明を読んで二人で「へぇ〜」
近くのお店で宵山だけのバーゲンセール。
これには掘り出し物がいっぱい「この値段らな・・」物色する母娘です。

蟷螂山
提灯に描かれたカマキリの可愛いこと。
娘が一番好きな山だという。

蟷螂の飾り
明日の巡行に備えて、動作の点検中だった。
テレビで見たが、中に入って操作する人は動きを直接は見ることが出来ない。
指示を出す人と操作する人の協力のたまものだそうだ。

時間は11時を過ぎていた。
帰ろうとした時「南観音山」では大勢の人が山を見上げている。
これは何かしら?思わず立ち止まる。
待つこと20分くらい。


「暴れ観音」
明日の巡行を無事に務められるようにと執り行われるそうです。
でも、なぜ観音様を縛り付けて担ぎまわるんでしょう。
めぐり合えたことはラッキーでした。

祇園さんも楽しんだけど、まだ残された時間は遊ぶぞ!

下鴨神社の「御手洗祭」
御手洗川で禊して一年の汚れを祓ったことから始まったそうだ。

夜の下鴨神社は初めて。
水は冷たくて、気持ち良い。
でも人も多い。

出かける合間は婿殿の服の寸法直し。
娘のも沢山したけど、最後は婿殿のお願を引き受けた。
ごく普通の出来事ばかりだけど、これがもう頻繁には出来ないと思うとやっぱり淋しい。

どこまでも子離れ出来ないダメ母のまま。
娘たちの出発の日は近づいて来る。