8月のお話

娘がいなくなって「空の巣症候群」の私。
でも、元気でなければ私じゃない!

と言うことで7月30日に「愛宕山千日詣」に挑戦。
京都では火伏せの神様で有名な愛宕神社。7月30日に参ると千日詣でたご利益があると言われ、この日は夜通しで参拝者の列がつつきます。
道の途中にはどれだけ登ったかが分かるように表示がある。
山道を登りつめたその先に神社の提灯が見えてホッとしたのに、
階段が(@_@;)
最後の最後で厳しかった。
がんばりました。
登り始めたのは九時半ごろ。三時間かけて愛宕山山頂の神社へ。
愛宕さんは京都で一番高い山です。標高は924m。
神社で「火迺要慎」のお札をいただく。
午前2時からの神事を少しだけ拝見して、山を降りた。
帰りは2時間かけて4時半ごろにバス停到着。
始発バスは5時半ごろ、待つよりもと、嵐電嵐山駅まで歩く。50分くらいかな・・
嵐山駅でも始発を待つ。
初体験の夜間歩行、山登りだった。

どうも8月は愛宕山にご縁があったらしい。
送り火も済んだ17日、休みの夫が珍しく「出かけるか?」
ならば「棚田!」と京の棚田 越畑へ出かけた。
越畑愛宕山の斜面にひろがる。
日本の棚田百選にも選ばれている。 休耕田も少なくて綺麗な棚田でした。暑い夏に田圃の緑は気持ち良かった。
棚田と棚田を繋ぐ道の途中で目を引いた旧家。
河原家住宅
内部の公開があれば是非見てみたと思わせる建物でした。
越畑樒原愛宕山登山口の一つでした。

そして昨日25日、前々から見たかった「広河原の松あげ」を義父とおばちゃん1号と三人で出かけました。
京都市の一番北に位置する花脊、広河原、久多の3地区。
ここで夏の締めくくりと思われる火の祭礼「松上げ」があります。

20mの高さのトロ木に付けられた笠。
そこをめがけて火のついた「ほりあげ松」を投げ入れます。
簡単に言えば火の玉の玉入れ('_')
8時過ぎ、宵闇の広場に灯がともされ太鼓の音と共に神事がつづきます。
離れて見学しているので何が何だかさっぱり。
聞こえる太鼓と、暗闇で動く人の気配を見守ります。
この日も愛宕さんに奉納されるのだと聞いた。

今年の夏は愛宕さんではじまり愛宕さんで終えた。

動画をのせたいのですが、難儀しています。


何とか出来たみたいです。