幼なじみ

幼なじみから急なお誘いを受けて踊りの会に出掛けました。
何も知らずにいそいそと出掛けました。
お誘いは断りません。
飯炊き業務は先取で済ませました。大手を振って出掛けました。

会場は国立文楽劇場。花の賑わい
日本文化に親しむと副題にあるとおり、舞踊文化の歴史をたどる舞台でした。
浪速神楽 花湯
湯立て神楽でした。神事が舞台の上で演じられました。
例え舞台の上であっても、神聖さは損なわれません。
お湯に見立てた切幣は神々しいかがやきを感じました。古代の神楽に由来しています。
続いては石見神楽 大蛇
古代の神に捧げる神楽がすこし大衆に近づきます。
須佐之男命が大蛇を退治するお話が繰り広げられます。
大蛇の動きに圧倒されました。
シルクドソレイユのオーヴにも劣らぬエンターテイメントです。
神々への鎮魂の舞踊がこの神楽です。
神楽は時代を経て舞踊へと移ります。
舞踊 清元 流星
流星が牽牛と織女に雷の夫婦喧嘩をご注進します。
ご注進に来た流星を市川猿之助が演じました。
4枚の雷の面を使い分けて踊ります。雲の上の話しは入れ歯を飲み込むと言うお笑いまであって実に愉快でした。
神楽から舞踊とかたちがかわり、より大衆に身近になり、最後は宮川町の舞妓さんたちの舞踊で終わりました。
思ってもみなかった経験をしました。
百聞は一見にしかず
日本文化の舞踊の変遷をたどっり、理解できました。

この後は、出たら鉄砲玉。
滅多にできない夜の外出。女二人のディナーです。
遠慮のないのが一番の良さ。意見の一致も早いのです。
近大マグロを食べてみたかった。

手間が赤身、奥がトロ

マグロの血合のからあげ

ウツボカリカリ揚げ
和歌山のハイボールと一緒にお腹に収まりました。
昔話、近況報告、話しは尽きません。
どれだけの時間を合わずにいたのでしょうか、全ては一瞬で飛び越えます。
幸せな時間でした。
幼なじみに心からの感謝と末永いお付き合いをねがいます。
written by iHatenaSync