1DAYTRIP

快晴の秋の1日、仲良し二人で高野山詣でに出かけました。
早朝6:40集合
阪急電車→大阪地下鉄→南海電車・ケーブル・バス と乗り継いで4時間近くかけて高野山奥の院に到着

当然この間の時間はノンストップのおしゃべりタイムです。

奥の院へは中の橋を渡って入りました


中の橋を渡ってすぐのところに「汗かき地蔵」さま
人々の苦しみを一身に背負っていつも汗をかいておられるから、汗かきだと。
お地蔵様のご真言は「オンカカカビサンマエソワカ」これだけはいつも口から出てきます。


「姿見の井戸」
覗いて姿が映らなければ3年以内に命がなくなると言われたとか。
また、ここの水で目を洗うと眼病が治るとも。

立派な杉木立の中のたくさんの供養塔を見ながら先に進みます。

観光客も多いのですが、不思議な静けさがありました。

途中で外国の方に、小さなお地蔵さまにかけられたショールを見て「これは何?」と質問されました。
よだれかけではないので「お地蔵さまが寒くないようにお祈りをする人がかけた」と説明しました。
通じたのでしょうか、ご自分の帽子を指して「私も寒いから帽子をかぶる。同じことだね」と。

横で友が笑うこと・・

燈籠堂・弘法大師御廟とお参り見学をして、金剛峯寺へ向かいます。
周りを見ながらのんびり歩く。
日が暮れる頃にお山を下りる、今日の計画はそれだけ。


紅葉も始まっていて、どこに目をやっても「きれいねぇ〜」と歩きます。
道を挟んで並ぶお寺と地図を見ながら「お腹空いたよね」


事前に調べたお食事処で精進料理をいただきました。
平日なのに待つこと20分。
美味しくいただいて、金剛峯寺へ。


ここの階段が緩いのは、馬の歩幅に合わせたからとか・・


鐘楼

総本山 修業の場であるお寺さんです。
町中のお寺さんとは違う空気を感じます。


根本大塔
弘法大師が一番最初に手掛けた塔だとか。
この青空も素敵でした。


六角経堂
大の男たちが数人がかりで回していました。
お堂を回すと写経したご利益が受けれるとか・・

根本道場・大伽藍には「金堂」があって中にご本尊はお薬師様。
私の見たかった「金剛界曼荼羅」「胎蔵界曼荼羅」しっかり見てきました。


西塔
大塔の次に建てられたのが西塔


御社
ここには神様も仏さまもいらっしゃいます。
明かりが入ってそろそろ日が傾き始めました。

最初にくぐるべき大門がまだです。


大門からは遠くに山並みが見え、大きな木立が邪魔をしなければ淡路島までも見渡せるようです。
大門は標高850m


町石道
高野山の表参道の町石道、九度山から高野山まで22キロの道だそうです。
いつか歩いてみたい道です。

16:20のケーブルの乗って下山開始。帰宅したの9時過ぎ。
私の両親の水塔婆もあげて供養して来ました。
どこか神聖な空気の中でゆっくりできた楽しい1日でした。

高野山を歩いている途中で司馬遼太郎さんの碑がありました。
二人で並んで読みながら。ほぼ同時に「司馬さんの記念館行きたいのよねぇ〜」
「ふふふっ。あんたも?」
「次は司馬さんの記念館に行こうか」
次の1DAYTRIPは東大阪司馬遼太郎記念館
いつのことになりますか。


思い出の1枚