ラピュタとの遭遇 加古川ツーデーマーチ


この景色!
最高に楽しかった、加古川ツーデーの一番の写真です。
ため池は水鏡になって、向こう岸を背景の空と一緒に映し出しています。

いつもなら帰宅後すぐにちょっとおでかけ更新作業なのですが、不完全治の足と、パリのテロ事件と色々あって、遅くなりました。

11月14・15日は加古川ツーデーマーチに参加してきました。
3日のねん挫は10日間の安静と、ハイカットのトレッキングシューズと、楽しいウォーキング仲間のおかげで2日間無事に各日20キロコース完歩ができました。

時間軸にそって振り返りましょう。


早朝の京都駅。
人の多いのにちょっとびっくり。
5:44の快速電車に乗って加古川を目指します。
2時間の列車の旅です。
途中で娘からメールです。
「朝のニュース見ても驚かないでね。私たちは大丈夫でうちのまわりは変らずのんびりです〜」
電車の中では何のことかわからず、でも「何かあったのね?わかった、心配しないね」
テロの悲惨さを知ったのは夜ホテルに帰ってからでした。


スタートはお決まりのゆるキャラちゃんのお見送り。
カンベイ君とテル姫さんですね。

加古川ツーデーは開催日に併せて色々なイベントが用意されていました。

まず最初に卸団地の「団地祭り」
たくさんのお菓子が(駄菓子類も)とても魅力的なお値段で並んでいました。
でも、今から購入するわけにはいかず、後ろ髪ひかれる思いで断念、先へ進みます。


木橋
きれいなアーチの橋が現れました。
元々は水路橋として活躍していたそうです。
今は役目を終えて、場所を変え市民に愛され守られています。
今回のツーデーは加古川の師匠ともいうべきお兄ちゃんや、かわいい若造ウォーカーさんのお誘いを受けてやってきました。
加古川の歴史や、暮らしなど、歩きながら伺えたのも楽しみでした。
加古川はため池の多い土地だと教わりました。
その水を送るための水路橋だったのですね。



続いては兵庫大学の学園祭
ウォーキングコースは大学のキャンパスを横切ります。
かわいい看護学部の女子学生さんに「カステラ売ってます、いかがですか?」と声を掛けられ・・
腹減らしの私としては、小腹養いを得るために後をついていきました。
学園祭という雰囲気も味わいつつ、むしやしないもすんで、先に進みます。


野口神社
コースマップに名前は載っていませんでしたが、ここでお参り。
私のウォーキングの師匠ともいうべきお兄ちゃんが今を去ること46年?前に結婚式を挙げた場所なんですって。
そんなお話を聞くと、ついつい寄り道。
静かに、土地の人々に寄り添っているそんな感じのお宮さんでした。



「豚汁・豚汁」と歩みをすすめてやっと到着。
浜の宮公園のお接待所です。
地元の野菜、農業高校の生徒さんが育てた豚肉などなど具だくさんの豚汁。
雨も降りだして、ちょっと沈みがちな心も回復!
おかわり!までいただいて、温まって元気いっぱい。
さっきのカステラといい、ここの豚汁といい、お腹が満ちると雨雲までも追いやる元気が出てきます。


尾上神社
謡に出てくる、高砂・尾上の松がありました。
途中の松林や、鉄道跡も師匠の説明に加古川の歴史を垣間見た思いです。
ここの話は義父へのお土産。


スタートする前から「鶴林寺を見てくださいね」と声を掛けられていました。

聖徳太子ゆかりのお寺らしく、三重塔もとても美しいです。
中に入って「あいたった観音さま」を見せて頂いたり、甘酒を頂いたり。
観音さまのおかげで急な大雨も避けられました。

20キロを無事にゴールして、またまた楽しい再会劇の始まりでした。
なぜか?40キロを歩いた人と20キロを歩いた人が同じころにゴールしています。
20キロを歩いて私たちが遅いだけなのですが、「あら〜っ!」の声が「えっ〜〜、同じホテルね」に変わり、今夜の夕食会も決まりました。


お決まりの完歩乾杯
加古川名物の「かつめし」ではなくてかわゆく「かつめしくるりん」




1日目の記念のショット!
雨に降られながらもこのコスチュームにこのメイク。
お疲れ様でした。

2日目に続く