大和路まほろば+1dayウォーク

去年は娘が帰省中で、今年は琵琶湖一周健康ウォーク9回目と重なってまほろばツーデーには参加できませんでした。
でもでも、+1dayには参加してきました。

反省から先にすると、22日の琵琶湖での18キロ(平坦なコースでした)を歩いた翌日に15キロと甘く見ていた私が無謀でした。

スタートはは御所近くのライフ・御所店
京都駅を7:14の電車に乗って、スタート地点に着いたのは9時近く。

今年は奈良ウォーキング協会のウォークにたくさん参加させていただきました。
出発は珍しく檄もなく、静かにうす曇りの空の下スタートです。

葛城古道は9月に一度歩きました。
その時とは逆のコース。まずは

櫛羅という地名 くじらと読みます。
不思議な地名は興味をそそります。
「櫛占」くしうらに由来するみたいでしたが・・・


鴨山口神社


六地蔵石仏
道にせり出すように大きな石があります。
その石にはお地蔵さまが六体。
前回はiPhoneの造反で写真も撮れませんでしたが、記憶どおりの姿でした。


九品寺
行基さんが開基のお寺。
この階段を上るのがやっとの足でした。

目を引いた紅葉
前回は彼岸花の咲き誇る頃でした。
自然の移ろい、季節ごとの美しさが魅力的です。


一言主神社
謡の「土蜘蛛」にも出てくる土蜘蛛の塚です。
退治した土蜘蛛が悪さしないようにこの下に閉じ込めたとか言う言い伝え。

この階段が登れなくて横のスロープから上がりました。


ご神木の大銀杏です。

根元の洞は痛々しい姿ですが、それでも尚そそり立つ姿は命の強さを感じます。
強風の時は近寄らないようにという注意書きにも納得。


極楽寺
ここもかなり高いところにありました。
足と相談しながらも、景色に負けて無理してました。

ミルク色の雲をまといながら眼下に広がる大和盆地、遠くに続く山々の重なり。
万葉の昔が身近になる瞬間でした。

どこもその場に立たなければ見えない景色がありました。


地図にも「急な上り坂約1キロ」
おもてなしポイントまで最後の頑張り。
細い道、急な坂、一列になってゆっくりゆっくり進みました。

橋本院でのおもてなし。

食べ放題だった、地元の柿。
甘くておいしかった。
家へのお土産に4つも入って200円。重いのを下げて帰って「おいしいな」の一言は甲斐ありでした。

大きな鍋で炊かれたこんにゃく。
大きさもでっかいこんにゃくは、歯ごたえといい、お味といい、何拍子もそろったおもてなしでした。

「お弁当なしで参加できます」のおススメの言葉通り!
おにぎり、芋煮、こんにゃく。
おいしかった「ごちそうさまでした」


高天彦神社
高天彦と聞いて「高天原」を思い浮かべたのは私だけでしょうか?
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神霊と書かれた石碑
この地にはきっと多くの神様がおられて、その霊も満ち満ちていそうな気がします。


この景色に別れを告げていよいよゴール地点
「かもきみの湯」について、認定距離は15キロ。
美山同様に温泉に浸かって、帰りのバスへ。
バスに乗って、料金表を見てびっくり4200円とか4300円とか。
聞かされていた料金は表示が変わること3度目にやっとあらわれました。
「このバスどこから来ているのですか?」思わず聞いてしまいました。
「新宮からですよ」
日本で一番長い路線バス「八木新宮線バス」に乗っていたのです。
思わぬおまけまでついて「大和路まほろば+1day」は終わりました。

反省続きの私の足は、かもきみの湯でのケアの後、家ではシップと安静に勤めています。
次も元気で、楽しく歩けますように。

ご一緒してくださったアル中の皆さんありがとうございました。