お花見総集編

毎年お花見をする友がいる。
いつも二人で、新聞の開花情報をチェックして、見頃!で出かける。

今年は「雨宝院」


西陣の聖天さんと呼ばれているそうだ。
二人とも初めてのところ。


4月8日 花祭り
可愛いお釈迦様がおいでになった。


甘茶もごちそうになった。
入場料も払っていないのに。


聖天十一面観世音菩薩がご本尊。
西陣の人々の守り神だそうです。
色々な種類の桜が咲いています。
お目当ては御衣黄だったのですが、それはまだ少し早かったです。

お堂の前に鳥居、不思議な気もしましたが、明治以前の姿なのかな?
縁に腰かけて、空を覆う桜を見ながら友と暫し近況報告会。

夫が平日だけど休みで家にいた。
家事全般引き受けてくれた。
帰宅は5時過ぎでいいよとお墨付きまでもらっている。
さて、次はどこへ行く?

とりあえず西へ向いて歩く。
千本通まで来て北上。

「十二坊」

ここも観光地とは言い難いところですが、突然友が「ここの奥さんとお茶で一緒やった」という。
彼女は私と違って、茶道.華道.和裁と造詣が深い人なのです。


中には枝垂桜が美しく咲いていました。

これは、十二坊に行ったという記録(^-^;

さて次はどこへ行く?
ジモティのあっちフラフラ、こっちフラフラのお花見はまだ続きます。

十二坊できれいな枝垂れ桜を見たら「半木の径」へも行ってみようと相談がまとまる。
市バスに乗って移動。


読みは大当り!
今が盛りの桜です。

桜の下をペチャクチャ話しながら「植物園のそばにカフェが出来てるんだって。まだ行ったことないんだけど」
では、そこでお茶しよう!
話は簡単にまとまる。

場所を植物園の横のカフェに移して、姥桜のおしゃべりは延々と続いたのであります。


おまけ
義父は脊椎狭窄症の影響で間欠性跛行が見られるようになりました。
遠出に自信を失くした義父とちょっと足腰が弱ってきたおばちゃん'S2号を夫の運転する車に乗せて、年寄りによる年寄り孝行のお花見をしました。

京都の南 井手町の地蔵禅院の枝垂桜です。
円山公園の枝垂桜の兄弟木だそうです。
樹齢270年の老木は南山城を眼下に眺めながら花開いていました。

地蔵禅院の墓地側の桜も立派でした。


玉川の桜。日本には六大玉川があるそうです。
今は桜の季節ですが、ここ井手の玉川は万葉集平安京歌人たちが多く歌に詠んだ山吹が有名なのだそうです。
川沿いの散策道はたくさんの歌碑がありました。
次は山吹の季節に歩いてみたいところでした。

桜の時期に、満開の桜を見れることは春一番の幸せです。